娘のおじいちゃん(くさもちの父)は、出張が多い仕事をしています。
と言っても、若い頃は出張なんて皆無だったのに定年間近になって出張しまくりな部署に配置されてしまい、全国各地に飛び回っています。
おじいちゃんが出張で東京近郊にやってくるときは、大抵我が家に泊まっていくのです。
継続は力なり
娘はおじいちゃんにとって初孫ではないけれど、女の子の孫は娘が初めて。
そのせいか、なんだかよく気にかけてくれます。
最初に遊びに来たのは、娘が人見知りピークの頃。そのときは抱っこもさせてもらえずにちょっと離れたところから見るだけだったおじいちゃん。
しかし、盆暮れ正月の帰省と出張のたびにめげずに会いに来てくれた成果がついに現れました!
今回のお泊まりで娘は見事なおじいちゃんっ子になったのです。
なんでもおじいちゃんがいい
前日から「明日、おじいちゃんがくるよ」と教えると娘はそわそわ。
「きょう、おじいちゃんくるよ」と1日サバ読み始める始末。
くさもち「おじいちゃんが来たら何して遊ぼうか?」
娘「うーんと・・・いっしょにてれびみる」
くさもち「一緒にテレビ見たいんだ?それから?」
娘「いっしょに、あいすたべる」
おじいちゃんが来たら一緒にやりたいことが色々あるようです。
さて、いよいよおじいちゃんがやって来ました。
最初は距離感があったものの、すぐに慣れてあとはもうずーっとおじいちゃん。
驚いたことに、
- 抱っこ
- 手を繋ぐ
- 買い物カートを押す
- お風呂
- 歯磨き
- 一緒に遊ぶ
- オムツを替える
- ねんねする
ぜーんぶ「おじいちゃんとする」と言うのです!
こんなこと初めてで私と夫はもうびっくり。
娘が生まれて初めてのことでした。
実はおじいちゃんは子守をするタイプではなかった
こう書くとおじいちゃんは「とても面倒見のいい子ども好きのおじいちゃん」に見えるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
くさもちが子どもの頃は、妻子を置いて普通に1人で出かけていたし、冬のシーズンになるとスキーが大好きなのでよく出かけていたし(クリスマスなどのイベントがあっても!)、自分の趣味全開でラジコンやゲーム機でよく1人で遊んでいたし(おかげでPCエンジンで遊べたんだけど)・・・まあ褒められた父親ではありませんでした。
おまけに酒豪だし。
一緒に遊んでもらった記憶はあまりありません。多分少しは遊んでくれたんだろうけど、自分が興味あることが絡んだときだけかな。
なので、今のおじいちゃんの姿は信じられないくらい別人です。
孫はやっぱり違うんだなぁ。
母もびっくりしています。よく「結婚相手を間違えた」と愚痴っていましたが、今では「まあ暴力もないし真面目だしお金もちゃんと全部入れてくれるからいいわよ」と言っています(笑)
若い頃の行いのせいで、家族からは少々冷ややかな視線を送られ気味なおじいちゃんですが、娘は熱視線を送ってくれるので多少は報われたかな?(苦笑)報われるってのもおかしいかもしれませんが。
私も父のことはなんだかんだ言って好きなので、娘が懐いてくれて嬉しい限りです。
少しは親孝行になったかな?と思っています。